nakaさん家の育児&趣味日記

カテゴリ:オーディオ(真空管)( 4 )

真空管TELEFUNKEN ECC802S

f0224732_12311810.jpg
f0224732_12312531.jpg

TELEFUNKEN ECC802SとE88CCの「TELEFUNKENペア」で音を聴いてみました。

前回の順位(こちら)に上書きすると、以下のようになりました。

①TELEFUNKEN E88CC+TELEFUNKEN ECC802S
②TELEFUNKEN E88CC+TESLA ECC802S
③Amperex Burgle Boy(ECC88)+RCA 12AU7A
④TELEFUNKEN E88CC+RCA 12AU7A
⑤Amperex Burgle Boy(ECC88)+TESLA ECC802S

前回、TESLAとの組合せが一番好みと書きましたが、TELEFUNKENコンビがあっさりと抜き去りました。
④ほどではないにしろ私の環境下ではやや高域がビリつく点が気になりましたが、これは部屋の調整でどうとでもなりそうです。
それを差し引いても、「高域までしっかり出ている!」と体感できる澄んだ音色と、ウーファーが1サイズ大きくなったと錯覚するほど豊かになった低域、細かな音の表情まで描ききる表現力の豊かさに圧倒されました。
そして特筆すべきは、楽器そのままの音を飾らずに聴かせてくれること。
TELEFUNKENに比べてしまうと、TESLAはどうしても人口甘味料的な美音が鼻についてしまいます。
ボーカルの色気というか熱気ムンムンな表現力は③のコンビに一歩譲りますが、オーケストラの再生における雄大で繊細な音色の描き分けや音数の多さ、ピアノのリアルな再現、小音量時でも音が痩せにくい点などはTELEFUNKENの方が2枚くらい上手に感じました。

この組合せで聴く機会を与えてくださったお二方に感謝申しあげます<(_ _)>
[PR]
by naka_akkun_love | 2011-03-03 12:39 | オーディオ(真空管)

真空管TELEFUNKEN E88CC

f0224732_7334046.jpg


オルフィさんのご好意で、テレフンケンのE88CC(6DJ8)をお借りすることが出来ました。
先週から家族の体調が不安定で中々まとまった時間が取れませんでしたが、連休中にやっとじっくり聴くことができました。

結論から言うと、所有する組み合わせで私的な好みの順位を付けると、
①TELEFUNKEN E88CC+TESLA ECC802S
②Amperex Burgle Boy(ECC88)+RCA 12AU7A
③TELEFUNKEN E88CC+RCA 12AU7A
④Amperex Burgle Boy(ECC88)+TESLA ECC802S
となりました。


4位はバーグルボーイ&テスラの組み合わせ
余韻たっぷり&刺激音が少ないので心地よく女性ボーカルを聞けるのだけど、やや作為的な部分が鼻についてしまうのでソースを選んでしまう。
バーグルボーイも柔らかく包み込むような音なので、テスラのキャラクターが助長されてしまうようです。
ステージは後方にふわっと拡がるように現れます。
この組み合わせで聴くサラブライトマンやセリーヌディオンはため息が出るほど相性が良いのですが、ジャズやロックとの相性は最悪です(^^;


3位はテレフンケン&RCA。
流石はテレフンケン!「リアルな音」としては2位と言ってもおかしくないほど低域から高域まで緻密に描写します。
が、どうもRCAとの相性がイマイチで、私の環境下では必要以上に音が前面にせり出してくるのと、高域の一部が乾いた音になってしまうので3位に甘んじました。
私はステージがスピーカーの後方に展開するようにセッティングしてるので前に出たがる音との相性が微妙で、またもう少し音に潤いが欲しいという印象でしたが、これはRCAのキャラクターが全面に出た結果でしょうね。
RCAの得意ジャンルそのままですが、この組み合わせで聴くジャズや演歌はやっぱり最高だと思います。
ささきいさおの宇宙戦艦ヤマト(オーケストラ伴奏)を聴くと全身の血が熱くたぎります(笑)
かすれるような金管の鳴りっぷりが好きな人には良い組み合わせかも。(個人的には長時間聴くのはツラいけど;)


2位は通常聴いているバーグルボーイ&RCA
ジャズや演歌の相性は3位コンビに叶いませんが、オールジャンルで安定した音を聴かせてくれます。
RCAのキャラクターを適度に薄めてくれるので、ボーカルの厚みを残したまま、適度な潤いと高域の余韻感が共存します。
欲を言えばもう少し高域の余韻が欲しいですが、部屋の吸音パネルの枚数を減らすことができればもっと良い音で鳴りそうな気がします。(壁紙がボロボロに剥がれるので今は無理ですが;)
改めて聴き比べると、このバランスは私の好みにマッチしてるな~と再確認できました。


そして堂々の1位は、テレフンケン&テスラの組み合わせ。
実は今回の比較試聴に当初テスラは考えておらず、最後にオマケ的に試してみたのですが・・・
予想に反して私好みの音でした><
1枚シルクのベールをまとったようなテスラの音は影を潜め、低域から高域まで緻密でクリアな音を奏でてくれます><
多分テレフンケン本来の音よりは幾分ソフトになっていると思いますので、その意味では原音再生ではなく、オーディオ的な音なのですが、このくらいの按配は個人的にツボで、現在試せる組み合わせの中では一番好みの音でした^^

上記はあくまで私の環境下での個人の印象なので、あまり参考にはならないかもしれません(^^;
今回テレフンケンと比べてみて、バーグルボーイが思ったより柔らかみのある音なんだと気づきました。
テレフンケンの音の良さは、使用管を全てテレフンケンで揃えることで初めて真価が発揮されるという話しも耳にしますので、ECC802系もテレフンケンで揃えてみると、更に未体験の音に変わるのかもしれません。

この度は貴重な真空管をお貸しくださったオルフィさんに感謝いたします<(_ _)>
噂に違わぬテレフンケンサウンド、私の駄耳でもその実力の一端を感じることができました。


音の6~7割はセッティングで決まりますが、部屋の構造や生活動線上の制約から、一定のラインで妥協せざるを得ません。我が家もこれ以上追い込むのは現実的じゃないので諦めました(笑)
そういった中上でも、パーツやアクセサリーを変えたり、ソース(音源)を変えたりしながら、聴き慣れた演奏や歌の変化を楽しんだり、自分なりの理想の音色に近づけていくことができます。(よく迷路にはまりますが;)

オーディオって、ほんっと「道楽」だな~と実感します(^^;
生活に必要か?と言われればNOなのでスッパリ切り離すこともできますが、こだわると底なし沼に落ちる危険性もあります(笑)
最近やっと変化を楽しむことができるようになりましたが、楽しくてやめられないのが困ったものですね(^^;
[PR]
by naka_akkun_love | 2011-02-14 12:26 | オーディオ(真空管)

真空管TESLA ECC802S

先日の記事に書いたように、我が家のプリアンプ3A SilverSignatureに使われていた真空管は、Philipsの5814A、6DJ8でした。
f0224732_795868.jpg

結構高価なアンプだったので、それなりに良い管なんだと思い込んでいたんですが、詳しい方に伺ったところ、安価な管だということが分かりました。
「PHILIPS ECG」と青または緑色でプリントされたこの管は純粋なPhilips製品ではなく、当時のアメリカ陸軍のICBMの弾道計算用アナログ計算機のために、SYLVANIA社がOEM品として製造したそうです。
当時の計算機には1台に何万本という真空管が使われていたため、膨大な量の真空管が製造されましたが、その後の急速なデジタル化により大量の在庫が溢れ、NOS品として大量にオーディオ市場に流されました。
抜群の耐久性を誇るけど、元来音響用の真空管でないため音質的には評価が高くないそうです。
購入後、今まで何の疑問も持っていませんでしたが、まぁメーカー製品の内部パーツなんてそんなもんなんでしょうね(^^;

f0224732_721646.jpg

対して、スロバキアJJ社の管は現行製品とはいえ音響用に製造された管なので、入れ替えた時の圧倒的な差は(管のヘタリはあったとしても)当然の結果なのでした。

f0224732_724516.jpg

そして今回試してみたのは、TESLA社のECC802S(1971年10月製、軍放出NOS品)です。
JJ社はTESLA社の後継会社のため傾向は近いのですが、現行管では高信頼管であってもTESLAの品質には遠く及びません。
またギターアンプへの使用を前提に設計されているJJ管は、直接的な表現は得意ですが倍音は押さえ気味に作られています。
対するTESLA管は倍音の再生に秀でており、数あるメーカーの中でもクラシックとの相性は抜群とのこと。

約40時間(加圧→通電)のエージングの後、さっそくRCAの12AU7Aと交換して比較試聴してみました。

さて、その音質は・・・
くっきりと輪郭を描く再生のRCAに対し、ふわっとシルクのベールをかぶせたようなソフトな再生です。
部屋を包み込む音場の広さは甲乙付けがたいですが、距離感はRCAの方が明確。TESLAは音像の角を面取りしたように丸みを持たせ、更にその周囲に豊かな倍音を纏わせるため、やや音像が大きくなります。
ケーブルで言えば、昔使っていたPADのドミナスの音に近い印象かも。
情報量も多く且つ非常に柔らかいシルキーな音質なので、倍音の余韻が心地よく響きます。
基音と倍音をしっかり描き分けるため、大編成のオケの再生でも各楽器の音色や倍音が混濁せず、それぞれが美しいハーモニーとして優しく身体を包み込んでくれるのは圧巻です。
ヴァイオリンの弦の音では、RCAのような芯の太さや緊張感は後退しますが、再生帯域は広く、繊細で柔らかな響きで上から下まで良く伸びます。
また、キラキラ感が抑え気味になるので、例えば液晶モニターを光沢タイプからノングレアに変えたような、耳の負担が少ない聴きやすい音に変わります。
特に、この音で聴く女性ボーカル(エンヤ、サラブライトマン、セリーヌディオン、ヘイリー等)は最強の一言。
耳元で甘くささやく魔性の声が、粒子のように空中に溶けながら脳内に染み込んでいきます。
一緒に聴いたあっくんはイチコロで、聴き始めて3曲目で寝ちゃいました(笑)

比較的原音に忠実なRCA(やや中高域寄り)に対し、聴きやすく加工したような独特の癖があるTESLAは対極的な音ですね。
解析的に全ての音を描ききりたい人には全く向かない音ですが、逆に何も考えずに心地よく聴きたい人には抜群の癒し系サウンドです。
自分のシステムではちょっと子音がキツい、高域がキンキン眩しすぎる、というような方にはオススメかも^^

私は原音に忠実な再生音が好きなので普段はRCAの音の方を選びますが、疲れて癒されたい時にはこちらに換えて女性ボーカルにどっぶり浸ってリフレッシュしたいと思います(笑)
[PR]
by naka_akkun_love | 2011-01-28 07:54 | オーディオ(真空管)

真空管の魔力

f0224732_6572783.jpg

真空管プリアンプの管がヘタってきたので交換することにしました。

f0224732_6573257.jpg

使用されているのはプリ管のみで、Philips社の5814A、6DJ8の左右ペア構成です。

6DJ8は入手しにくいな~と色々探しているうちに、今更ながらに管による音色の違いに興味を持ち始め、購入を機に聞き比べてみました。
(ちなみに5814Aと差し替え可能な管は12AU7、ECC82、ECC802等、6DJ8から差し替え可能な管は6922、ECC88、E88CC等になります)

f0224732_6573645.jpg

まずは、現行管であるスロバキアJJ社の802Sと、E88CCと入れ替え。
交換前のPhilips管がいい加減ヘタっているので純粋な比較になりませんが、聴いた瞬間に音の厚みと粘度があがったのがはっきり分かります。
何だか、この音はどこかで聴いた覚えがあるなぁ・・・
あぁ、電源ボックスのカバーをカーボンに替えた時の音だ!と気がつきました。
ダイナミックレンジが広くなり、低音は今まで以上にズンと沈みこみ身体に響きます。
真空管を変えると機械が1ランク上がるとは耳にしていましたが、予想以上の変化にびっくりしました。
吸音パネルに囲まれた超デッドな部屋にも係わらず、情報量の増加と余韻の長さが体感できるので、聴いてて思わず顔がほころんでしまいました。
年末にトリニスターを返却し、正月明けに部屋にソファーを戻してからは、センター周辺の音の密度が落ち、定位や鮮度が褪せた音にがっかりしてたんですが・・・失っていた生気が蘇ったようです。
さらに1日経つと、音に深みが増して、部屋中が活き活きとした音に包まれるようになりました。
ピアノの板を叩いた瞬間の硬質の音と、響板の余韻が生々しくなりました。
生活の利便性と音質のどちらを優先するかでジレンマを抱えていましたが、そんな悩みは吹き飛びました。
もしこの状態でソファーを撤去してスピーカーを調整すれば更に素晴らしい音になるんでしょうが、子供が大きくなるまでは、一緒にこの音を聴ければ十分だなぁと感じました。

f0224732_6574140.jpg

2日後、今度は米国RCA社の12AU7A(グレー)と、オランダAmperex社の笛吹童子ことBurgle Boy(ECC88)に変更。
アンプの構造上6DJ8の音の影響の方が大きいため、今回はそちら側に比重をおいた組合せです。
音の奥行き表現のRCA、高域や余韻が美しいBurgle Boyという事前イメージはあったのですが・・・
付け替えて音を出した途端、、、まさに絶句で思考が止まりました。
何もかもイメージしていた音と次元が違う。
これ本当に同じ機械から出ている音なんだろうか??
比喩ではなく本当に部屋が音で埋め尽くされます。
これまでも、電源周りを強化した時などに「音の壁」と表現しましたが、それらが薄く感じるほど濃縮された厚い壁で部屋が満たされました。
バイオリンの弦は倍以上に太く、力強く、そして消え際までの余韻が非常に長い。
ケーブルやエフェクターなどの人工的な余韻ではなく、あくまで自然で、それでいて消え際まで情報量の塊のような音です。
聴いたのが深夜ということもあり、時間の感覚がおかしくなるくらい、一音一音がゆったりと濃密に流れていきます。
この部屋でこんな余韻が再現できるなんて、、、思わず鳥肌が立ちました。
以前の状態でトリニスターminiを導入した時以上の立体感。
空間に奏者が出現し、前、横、斜め後ろ、後方といたるところから容赦なく音が生まれてきます。
奥行き間の再現なんてもんじゃなく、その場所から音がしているように錯覚します。
パイプオルガンのミサ曲も、今まで気づかなかった更に一段低い音が足元を満たしてくれます。
情報量の塊なのに、冷たい解析的な音はせず、そこにあるのは甘く温かい蜜のような音。
以前の管が牛乳を温めたホットミルクとすると、JJ管は練乳を混ぜた濃いホットミルク、そしてこれは練乳そのまま、というくらい密度と粘度の桁が違うのです。
試聴のように、神経を集中して聞き比べる必要なんかありません。
スピーカーのセッティングやソファーの存在なんか気にするな、と音楽が寛大に包んでくれます。
体の力を抜きながら音楽の波にのまれ、身体が自然と歓喜に震えます。
音楽ってこういうものだよなぁ・・・と忘れかけていた気持が蘇りました。

そして、、、心地よさに身をゆだねて、いつものごとく明け方までソファーで眠りこけました(爆)
(音質重視のため元々暖房を入れないので)防寒着を大量に着こんでいたので助かりましたが、下手をすれば大風邪をひくところでした。
この時期は本当に気をつけないといけませんね(汗)

f0224732_6574669.jpg

たかが真空管、されど真空管。
今更ですが、その奥の深さに完全にノックアウトされてしまいました。
うーん、これでRCAのブラックプレート管なんかに変えたら一体どうなっちゃうんだろう・・・
消耗品ゆえにこの音の賞味期限も2~3年ほどですが、これからはもっと積極的に色々な管に変えて音を愉しんでみます。
[PR]
by naka_akkun_love | 2011-01-18 07:50 | オーディオ(真空管)

愛息あっくんと過ごす日々の記録と趣味(オーディオと食べ歩き)日記
by naka_akkun_love
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

最新の記事

玉突き事故
at 2011-10-30 09:59
待ちに待った秋祭り♪
at 2011-10-14 21:57
幼稚園の運動会(10月)
at 2011-10-14 21:07
週末はプチ贅沢ランチ
at 2011-10-04 21:29
久しぶりのデオデオ
at 2011-09-26 23:07
パジャマでおじゃま♪
at 2011-09-24 22:42
幼稚園の運動会(9月)
at 2011-09-23 19:26
緊急手術
at 2011-09-20 20:59
幼稚園の体験教室(9月)
at 2011-09-20 12:55
マツダスタジアムでナイター観戦
at 2011-09-15 23:08

☆管理人のmixi☆

http://mixi.jp/
show_friend.pl?id=27152773

検索

ブログパーツ

ファン

ブログジャンル

画像一覧

イラスト:まるめな